あらゆる称賛は、萬養育の主アッラーのもの。預言者ムハムマドに祝福と平安がありますように。
信者たちよ、本日のホトバは、立派な人物である為に欠かせない四つの大事な柱についてである。それは、
サブル忍耐、イッファ清純、シュジャアア勇気、アディル公正の四つである。
忍耐は、人を寛大にし、人から受ける危害に耐え、我慢をもたらし、判断に際し慎重と思慮を生む。また忍耐は、人を穏やかで、短気ではないものにしてくれる。
清純は、言葉や行動の両方からあらゆる軽率さを取り除き、あらゆる良いものの縮図である謙遜や高潔な情感を人にもたらす。また清純は、人々の不仲や仲違いの原因となる私通、けち、嘘、陰口、中傷などの悪に染まらないようにしてくれる。
勇気は、自己尊厳を保ち、高潔で高貴な振る舞いを確かなものにし、生まれ持った性癖から引き離してくれる。また勇気は、本質において誠の勇気である努力し物惜しみしないように人を引き上げ、強い意志と自己決断力を持つように導いてくれる。勇気は、詰まらない欲求に熱中するのを抑え、怒りを抑制し、暴力的で破壊的な行為にとり手綱やあぶみの様な役目によって短気を抑え、それで辛抱強くなるのを助長する。「力強いとは、相手を倒すことではありません。真に力強いとは、怒って当然というときに、心を自制する力を持っていることです。」と、預言者さま(祝福と平安を)が述べておられる様に、自分の感情を抑えることこそ誠の勇気であり、敵を征服するのに役立つ唯一つのもの、それがが勇気である。
公正は、人に対する振る舞いが公平である様に方向付け、消極的であるのと過激であるのとの両極端を均等なものに導く。また公正は、絶対的な消極性と傲慢との間の道である寛容で親切である様に人を導き、臆病と図々しいとの間の道である勇敢であるように人を方向付け、また、過剰な無益な怒りや極端な恥の意識の間の道である辛抱強さを助長する。
これら4つの事柄は、高貴な行いの中心軸であり起源であるが、一方で、それに相反する恥ずべき事柄の基盤は次の四つの柱の上に置かれる。それは、ヤール無知、ドゥルム抑圧、シャーワ強欲、ガダブ怒りである。
無知は、人に悪事の状態を好ましいものに、良い状態を悪事に、完全なものを不完全であるかの様に、不完全であるものを完全であるかの様に思い込ませる。
抑圧は、適切ではないところに物事を配する様に人を仕向ける。それで、幸せであるべき時に怒り、怒るべき時に幸せを感じさせ、暢気で良いのに無謀で短気であり、急ぐときに暢気であるようにさせる。気前が良くあるべき時にけちであり、倹約すべき時に気前が良く、勇敢であって重荷を引き受けるべき時に引っ込み思案であり、他の誰かが先鋒を請け負い後陣にあるべき時に重荷を引き受けようとし、厳しく断固とすべき時に優柔不断であり、優しくあるべき時に厳しく、積極的であるべき時に控えめで、控えめであるべき時に積極的である様にさせるものである。
強欲は、心がおもむくままに熱中するのを、けちで貪欲であることを達成させようと助長する。また強欲は、あらゆる卑劣な恥知らずなものでもって自分を飾り付けるのを助長するものである。
怒りは、人を傲慢で嫉妬深い様に先導し、他人を敵とし、恥知らずである様にと仕向ける。
これら4つの厭わしい非難されるべき特性の根底には二本の柱、即ち極端な恥の意識と極端な傲慢とがあるのである。
アッラーよ、私たちを、あなたさまを何時でも顧みる善い信者の一人となるように御導き下さい。
アッラーよ、私たちが正しい道を歩む事が出来るように御加護下さい。私たちの信仰心を強くして下さい。
アッラーよ、日本中に、世界中にイスラームを広められるように御力添え下さい。
アッラーよ、イスラームとムスリムたちの為に奉仕出来るように力と御加護を御与え下さい。
アッラーよ、病気の者たちを御治し下さい。仕事の無い者たちに清い仕事を御与え下さい。
アッラーよ、仕事に成功を、そして安心と安全を御与え下さい。アミィーン。
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